お父さん、お母さん、小中学生のご父兄・保護者の方へ

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今、お子さんたちの遊びってなんでしょうか?昔なら、野球をしたり、おにごっこをしたり、あやとりだったり。現在は、ボール遊びが禁止の公園も 多く、ほとんどの子が「ニンテンドー3DSをはじめとする携帯ゲーム」や「カードゲーム」に夢中だと思います。もし、お子さんが「ヨーヨーをやってみた い!」と言うなら、「テレビゲーム」や「カードゲーム」よりはマシだと思って、やらせてあげてはいかがでしょうか?

実は、ヨーヨーってお子さんの成長に役立つことがいっぱいあるんです。

不器用を器用に

もちろん、ヨーヨーは体を動かして、モノを使う遊びです。ハサミを持つ手がぎこちないお子さんいませんか?そんな子にこそ、是非ヨーヨーを通じ て、ヒモ、ヨーヨー、指先、腕、いろいろ使って遊んでほしいと思います。あんなに不器用だったうちの子が、いろいろと器用にできるようになったということ もあるかもしれません。

根気・集中力向上

根気がなくて、集中力がなくて、なんでもすぐに投げ出してしまって困った!というお子さんをお持ちのお父さん、お母さん!ヨーヨーがキッカケ で、お子さんが「ガンバル」を覚えるかもしれません。できるようになりたい!という目標がはっきりするヨーヨーの技。目標設定がしやすいのも取っつきやす さのひとつです。

小さな「できた!」(成功体験)がいっぱい

ヨーヨーの技は数千個もあると言われています。そんなに多くの技があるとタイヘン!と思われるかもしれませんが、実際は、全部できる必要はあり ませんし、裏を返せば、それだけステップが多く細かいということ。スキーなら、いきなりボーゲン練習して、ターンして、パラレルターンで上手い人の仲間入 りですが、ヨーヨーは基本のトリックでも30個。そのあとも、多くのステップがあり、少しの練習で一個一個ができるようになります。そんな達成しやすい小 さな「できた!」を多く体験できることは、「成功体験」として蓄積されていきます。成功体験は、自信をつけるための経験値であり、これがあれば、なんにで も、勇気を持って挑戦できる、うまくできる子になります。

親子で一緒に

「最近、うちの子どももカードゲームやTVゲームばかりで、よく分からないし一緒に遊べない、キャッチボールもしたがらないし、第一場所がな い。」と嘆いているお父さん。だったら、ヨーヨーなんてどうでしょう?昔、夢中になってやりませんでしたか?コカコーラのヨーヨー。イーグルサムやギャラ クシー。昔できた「犬の散歩」でも披露したら子どもの心も尊敬のまなざしもつかめるかもしれません。一緒にいろいろな技を覚えるのも楽しいかもしれませんね。

ヨーヨーは年齢も国境もなし

体格の善し悪しや、年齢はヨーヨーには関係ありません。小学生が大人と対等に戦えるスポーツでもあります。それと同時に、世界中で親しまれる遊びなので、国内の大会にも、海外からゲストや見学がいっぱいきています。ヨーヨーの技を通じてすぐに友だちになれることも、ヨーヨー好きの中では常識です。国内でも、普段は会わない年代や職業、地域の人と仲良くなれます。そんな、社会的にも国際的にもいろいろな人との出会い・つながりをもたらすことができることも、ヨーヨーの魅力のひとつです。

おもちゃ・遊びであること

遊びとして、オモチャとして存在するヨーヨーだからこそお子さんに警戒されず、身構えられず、始めてもらえるかもしれません。TVゲームの3分の1の値段で懐かしい遊び、実際に体を動かして、モノを操るという遊び、体験してみてもいいのではないのでしょうか。

当サイト「GIOY」に上記に関する詳しい情報を掲載しています。また、GIOYから紹介するサイトにもいろいろな情報がありますので、ぜひ一度ご覧ください。

 

ナショナルヨーヨーマスター 三居 弘典(みい ひろのり)

2011年7月20日